일본어 뉴스: 今年度補正予算案参院で論戦へ政治改革議論も本格化

今年度こんねんど補正ほせい予算よさん案あん参院さんいんで論戦ろんせんへ政治せいじ改革かいかく議論ぎろんも本格ほんかく化か

Dec 13, 2024 01:12 1

Furigana

経済けいざい対策たいさくの裏付うらづけとなる今年度こんねんどの補正ほせい予算よさん案あんは衆議しゅうぎ院いんを通過つうかし、13日にちから参議院さんぎいんを舞台ぶたいに、論戦ろんせんが交かわされます。一方いっぽう、政治せいじ改革かいかくに関にかんする議論ぎろんも本格ほんかく化かしていて、会期かいき内ないの法ほう改正かいせいの実現じつげんに向むけ、各党かくとう、接点せってんを見みいだせるかが焦点しょうてんです。

今年度こんねんどの補正ほせい予算よさん案あんは12日にち、立憲りっけん民主みんしゅ党とうの求もとめに応おうじて一部いちぶが修正しゅうせいされた上うえで、本ほん会議かいぎで採決さいけつが行おこなわれ、自民じみん・公明こうめい両りょう党とうと日本にっぽん維新いしんの会かい、国民こくみん民主みんしゅ党とうなどの賛成さんせい多数たすうで可決かけつされ、参議院さんぎいんに送おくられました。

政府せいふの予算よさん案あんが衆議しゅうぎ院いんで修正しゅうせいの上うえ、可決かけつされたのは、第だい1次じ橋本はしもと内閣ないかくの平成へいせい8年度ねんどの当初とうしょ予算よさん以来いらい、28年ねんぶりです。

補正ほせい予算よさん案あんは、13日にちから参議院さんぎいん予算よさん委員いいん会かいで実質じっしつ的てきな審議しんぎが始はじまります。

与党よとう側がわは、来週らいしゅう前半ぜんはんにも成立せいりつを図はかりたい考かんがえなのに対にたいし、立憲りっけん民主みんしゅ党とうなどは、なお問題もんだい点てんが残のこされているとして、追及ついきゅうを続つづけることにしています。

政治せいじ改革かいかくに関にかんする衆議院しゅうぎいんの特別とくべつ委員いいん会かいでは、各党かくとうが提出ていしゅつした9つの法案ほうあんの審議しんぎが本格ほんかく化かしています。

政策せいさく活動かつどう費ひの廃止はいしなど共通きょうつう点てんはあるものの、自民党じみんとう案あんで、外交がいこう上じょうの秘密ひみつに関かかわる支出ししゅつなどを「公開こうかい方法ほうほう工夫くふう支出ししゅつ」として新あらたに設もうけていることについて、野党やとう側がわは「抜け穴ぬけあなになる」と批判ひはんしています。

また、企業きぎょう・団体だんたい献金けんきんの扱あつかいについて、自民党じみんとうは透明とうめい化かを図はかった上うえで維持いじすべきとしているのに対にたいし、多おおくの野党やとうは禁止きんしを主張しゅちょうしています。

さらに、企業きぎょう・団体だんたい献金けんきんを禁止きんしする立憲りっけん民主みんしゅ党とうなどの案あんで政治せいじ団体だんたいが対象たいしょうから除外じょがいされているのは問題もんだいだとする指摘してきがあり、その扱あつかいも論点ろんてんになっています。

与野党よやとう双方そうほうには、政治せいじへの信頼しんらい回復かいふくを図はかるには、合意ごういできる部分ぶぶんだけでも年内ねんないに結論けつろんを得えるべきだとの声こえがあり、会期かいき内ないの法ほう改正かいせいの実現じつげんに向むけ、接点せってんを見みいだせるかが焦点しょうてんです。

また、衆参しゅうさん両院りょういんの政治せいじ倫理りんり審査しんさ会かいでは、収支しゅうし報告ほうこく書しょに不ふ記載きさいがあった議員ぎいんのうち、あわせて、およそ20人にんに出席しゅっせきを求もとめて、来週らいしゅう、審査しんさ会かいを開催かいさいする方向ほうこうで調整ちょうせいしています。

一方いっぽう「年収ねんしゅう103万まん円えんの壁かべ」の見直みなおしをめぐり、自民じみん・公明こうめい両りょう党とうと国民こくみん民主みんしゅ党とうは、13日にち5回かい目めの税制ぜいせい協議きょうぎを行おこなうことにしていて、先さきの3党とうの幹事かんじ長ちょう合意ごういを踏ふまえ、具体ぐたい的てきな制度せいど設計せっけいの議論ぎろんが続つづけられます。