Actualités japonaises: ジョージア大統領法案署名拒否「本質はロシアの法律」

ジョージア大統領だいとうりょう法案ほうあん署名しょめい拒否きょひ「本質ほんしつはロシアの法律ほうりつ」

May 19, 2024 06:05

Furigana

旧きゅうソビエトのジョージアのズラビシビリ大統領だいとうりょうは、議会ぎかいで可決かけつされた、外国がいこくから資金しきん提供ていきょうを受うける団体だんたいを規制きせいする法案ほうあんについて「その本質ほんしつにおいてロシアの法律ほうりつであり、わが国わがくにの憲法けんぽうにも反はんする」などとして、署名しょめいを拒否きょひしたことを明あきらかにしました。

ただ、法案ほうあんは再ふたたび可決かけつされれば、大統領だいとうりょうの署名しょめいなしで成立せいりつするため議会ぎかいの対応たいおうが注目ちゅうもくされます。

ジョージアでは、予算よさんの20％以上いじょうを外国がいこくから提供ていきょうされている団体だんたいに対にたいし、いわゆる「外国がいこくの代理人だいりにん」としての登録とうろくを義務ぎむづける法案ほうあんをめぐって、ロシアの法律ほうりつと同様どうように、政権せいけんの意向いこうに沿そわないNGOやメディアの活動かつどうを制限せいげんするものだと反発はんぱつする市民しみんらの大だい規模きぼなデモが続つづく中なか、14日にちに議会ぎかいで賛成さんせい多数たすうで可決かけつされました。

法律ほうりつとして成立せいりつさせるためには大統領だいとうりょうの署名しょめいが必要ひつようですが、ズラビシビリ大統領だいとうりょうは18日にち、テレビ演説えんぜつで「この法案ほうあんは、その本質ほんしつにおいてロシアの法律ほうりつであり、わが国わがくにの憲法けんぽうにも反はんする」などと述のべ、署名しょめいを拒否きょひしたことを明あきらかにしました。

これについて、ジョージアが加盟かめいを申請しんせいしているEU＝ヨーロッパ連合れんごうのミシェル大統領だいとうりょうは18日にち、SNSに「この法律ほうりつは、EUの価値かち観かんに沿そったものではない。ジョージアの政治せいじ家からに対にたいし、国民こくみんが支持しじするヨーロッパ路線ろせんにとどまるよう求もとめる」と投稿とうこうし、さらなる議論ぎろんを呼よびかけました。