日本新聞: やり投げ北口榛花国際大会で逆転優勝最後の投てきで

やり投なげ北口きたぐち榛はしばみ花はな国際こくさい大会たいかいで逆転ぎゃくてん優勝ゆうしょう最後さいごの投とうてきで

May 19, 2024 19:05 4

Furigana

国内外こくないがいのトップ選手せんしゅが出場しゅつじょうする陸上りくじょうの国際こくさい大会たいかいが東京とうきょうの国立こくりつ競技きょうぎ場じょうで開ひらかれ、去年きょねんの世界せかい選手権せんしゅけんで金メダルきんめだるを獲得かくとくしてパリオリンピック代表だいひょうに内定ないていしている女子じょしやり投やりなげの北口きたぐち榛はしばみ花はな選手せんしゅが、最後さいごの投とうてきで63メートル45センチを投なげて逆転ぎゃくてん優勝ゆうしょうしました。

国立こくりつ競技きょうぎ場じょうで開ひらかれた大会たいかいでは男女だんじょ合あわせて15種目しゅもくが行おこなわれ、このうち、女子じょしやり投やりなげには、去年きょねんの世界せかい選手権せんしゅけんで金メダルきんめだるを獲得かくとくして、パリオリンピックの代表だいひょうに内定ないていしている北口きたぐち選手せんしゅが出場しゅつじょうしました。

北口きたぐち選手せんしゅは、5回かい目めを終おえて2番手ばんてでしたが、最後さいごの6回かい目めの投とうてきで63メートル45センチの好こう記録きろくをマークして、去年きょねんの世界せかい選手権せんしゅけんで銀メダルぎんめだるを獲得かくとくしたコロンビアの選手せんしゅを逆転ぎゃくてんで破やぶり優勝ゆうしょうしました。

北口きたぐち榛はしばみ花はな「持ち味もちあじの柔軟じゅうなん性せいを生いかせた」

今こんシーズン3連勝れんしょうと好調こうちょうを維持いじしている女子じょしやり投やりなげの北口きたぐち榛はしばみ花はな選手せんしゅは「この2週間しゅうかんは、コンディショニングを重視じゅうしして過すごしてきて、本来ほんらいの自分じぶんの柔軟じゅうなんな体からだに近ちかづいてきている感かんじがする。もう少もうすこし早はやい段階だんかいで63メートルを投なげられたらよかったが、まだ余力よりょくが残のこっている状態じょうたいでしっかり勝かてたのがよかった」と試合しあいを振り返ふりかえりました。
そのうえで「最後さいごの2回かいの投とうてきは持ち味もちあじの柔軟じゅうなん性せいを生いかして、比較的ひかくてきやりを高たかく上あげられた。もう少もうすこし早はやい段階だんかいで記録きろくを出だしたいし、助走じょそうのスピードも上あげたいと思おもっているが、そこはこれから調整ちょうせいが必要ひつようだ。まだ、この記録きろくではパリオリンピックの金メダルきんめだるには届とどかないと思おもうので、残のこりの期間きかんしっかり準備じゅんびしてメダルをとって帰かえれるようにしたい」と話はなしていました。