日本新聞: 山形南陽の山林火災 4日目も延焼続く自衛隊が消火活動再開

山形やまがた南陽なんようの山林さんりん火災かさい 4日にち目めも延焼えんしょう続つづく自衛隊じえいたいが消火しょうか活動かつどう再開さいかい

May 7, 2024 07:05 1

Furigana

山形やまがた県けん南陽なんよう市しの山林さんりん火災かさいは発生はっせいから4日にち目めとなった7日にちも延焼えんしょうが続つづいていて、自衛隊じえいたいがヘリコプターによる消火しょうか活動かつどうを行おこなっています。

今月こんげつ4日にちの午後ごごに発生はっせいした南陽なんよう市し宮内くないの山林さんりん火災かさいは6日にちも自衛隊じえいたいや消防しょうぼうなどが消火しょうか活動かつどうにあたりましたが消し止けしとめることができず、延焼えんしょうが続つづいています。

市しによりますと、これまでに焼やけた山林さんりんはおよそ137ヘクタールにのぼるほか、70代だいの男性だんせい1人にんが足あしにやけどを負おったほか、山小屋やまごやとトイレの2棟むねが焼やけたということです。

市しは住宅じゅうたくにも延焼えんしょうするおそれがあるとして、現場げんば近ちかくの中川なかがわ地区ちくと宮内みやうち地区ちくに住すむあわせて148世帯せたい410人にんに避難ひなん指示しじを出だし、避難ひなん所しょを開設かいせつして避難ひなんを呼よびかけています。

7日にちは雨あめで見通みとおしが悪わるかったため消火しょうか活動かつどうを見合みあわせていましたが、その後そのご、視界しかいが回復かいふくし午前ごぜん6時半じはんごろから自衛隊じえいたいがヘリコプターによる放水ほうすいを再開さいかいしています。

現場げんば周辺しゅうへんの小中しょうちゅう学校がっこうでは大型おおがた連休れんきゅう明あけの7日にちから通常つうじょうどおりの授業じゅぎょうを予定よていしていますが、市しの教育きょういく委員いいん会かいは児童じどう生徒せいとが登とう下校げこうの際さいに保護ほご者しゃがつきそうなど安全あんぜんを確保かくほするよう求もとめたということです。