日本新闻: リチウムイオン電池で火災半年で107件去年同時期上回る東京

リチウムイオン電池でんちで火災かさい半年はんとしで107件けん去年きょねん同どう時期じき上回うわまわる東京とうきょう

Jul 13, 2024 11:07

Furigana

東京とうきょう都内とないでリチウムイオン電池でんちが使つかわれた製品せいひんが関係かんけいする火災かさいは、6月つきまでの半年はんとし間かんに107件けん発生はっせいし、去年きょねんの同おなじ時期じきを30件けん近ちかく上回うわまわっていることが東京とうきょう消防庁しょうぼうちょうのまとめでわかりました。

これからの時期じきは、充電じゅうでん式しきの携帯けいたい型がた扇風機せんぷうきの不適切ふてきせつな使用しようで火事かじになるおそれがあるとして注意ちゅういを呼よびかけています。

東京とうきょう消防庁しょうぼうちょうによりますと6月つきまでの半年はんとし間かんに、都内とないでリチウムイオン電池でんちが使つかわれた製品せいひんから出火しゅっかした火災かさいは107件けんと、去年きょねんの同どう時期じきより28件けん多おおくなっています。

このうちモバイルバッテリーからの出火しゅっかが44件けんと最もっとも多おおく、次ついでスマートフォンからの出火しゅっかが17件けんとなっています。

モバイルバッテリーの火災かさいでは、リュックサックの中なかでスマートフォンに充電じゅうでんしていたところ、突然とつぜん、煙けむりが出でたケースや、バッテリーを落おとした際さいに火ひが出でたケースなどがあったということです。

東京とうきょう消防庁しょうぼうちょうによりますと、リチウムイオン電池でんちは、熱ねつがこもりやすい場所ばしょで使用しようを続つづけたり、強つよい衝撃しょうげきが加くわわったりすると発火はっかするおそれがあるということで、製品せいひんが熱あつくなるなどの異常いじょうを感かんじたときは使用しようを控ひかえてほしいとしています。

また、これからの時期じきは、リチウムイオン電池でんちが入はいった充電じゅうでん式しきの携帯けいたい型がた扇風機せんぷうきを利用りようする機会きかいが多おおくなるとして、衝撃しょうげきがかからないよう持ち運もちはこびに気きをつけるとともに車くるまのダッシュボードなど高温こうおんとなる場所ばしょに放置ほうちしないよう注意ちゅういを呼よびかけています。