日本新闻: テニス・セリーナ「私なら気付いた」“水原事件”引き合いにスポーツ界の男女格差批判

テニス・セリーナ「私わたしなら気付きづいた」“水原事件みずはらじけん”引ひき合あいにスポーツ界かいの男女格差批判だんじょかくさひはん

Jul 14, 2024 21:07 4

Furigana

　メジャーリーグ・大谷翔平選手おおたにしょうへいせんしゅから元通訳もとつうやくの水原被告みずはらひこくが大金たいきんを盗ぬすんだ事件じけんについて、女子じょしテニスのレジェンド、セリーナ・ウィリアムズさんが「私わたしなら気きが付ついた」とジョークを飛とばし、物議ぶつぎを醸かもしています。

　11日にち、アスリート表彰ひょうしょうで司会しかいを務つとめたセリーナ・ウィリアムズさんは「今年ことしのスポーツ界かいで最もっとも過激かげきな話はなし」とし、水原一平被告みずはらいっぺいひこくが27億円近おくえんちかくを大谷翔平選手おおたにしょうへいせんしゅから盗ぬすんだ事件じけんを持もち出だしました。

　「彼かれは通訳つうやくに大金たいきんを盗とられても気付きづかなかった。1600万まんドルだよ！」と被害額ひがいがくを強調きょうちょうしたうえで、「男性だんせいは女性じょせいより遥はるかに報酬ほうしゅうが良よいので気きが付つかない」とスポーツ界かいの男女だんじょの賃金格差ちんぎんかくさを批判ひはんしました。

　去年きょねん、女性じょせいアスリートの最高報酬さいこうほうしゅうは2300万まんドルで男性だんせいトップの8％ほどです。

　発言はつげんに対たいしてアメリカでは「男女格差だんじょかくさが恥はずべきことと同おなじで、被害者ひがいしゃを冗談じょうだんにすべきでない」とウィリアムズさんを批判ひはんし、大谷選手おおたにせんしゅを擁護ようごする声こえが上あがっています。

テニス・セリーナ「私わたしなら気付きづいた」“水原事件みずはらじけん”引ひき合あいにスポーツ界かいの男女格差批判だんじょかくさひはん

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