Japanese News: 松山 3人死亡の土砂崩れ流れ込んだ大量の土砂の撤去作業続く

松山まつやま 3人にん死亡しぼうの土砂崩どしゃくずれ流れ込ながれこんだ大量たいりょうの土砂どしゃの撤去てっきょ作業さぎょう続つづく

Jul 15, 2024 12:07

Furigana

今月こんげつ12日にちに松山まつやま市し中心ちゅうしん部ぶで発生はっせいした大だい規模きぼな土砂崩どしゃくずれで、現場げんばでは15日にちも住宅じゅうたく地ちに流れ込ながれこんだ大量たいりょうの土砂どしゃの撤去てっきょ作業さぎょうが続つづいています。

今月こんげつ12日にち、松山まつやま市し緑町みどりちょうで松山まつやま城じょうがある山やまの斜面しゃめんが、幅はば50メートル、高たかさ100メートルにわたって崩くずれ、ふもとの住宅じゅうたく地ちに大量たいりょうの土砂どしゃが流れ込ながれこみました。

この土砂崩どしゃくずれで、木造もくぞう住宅じゅうたくに住すむ90代だいの夫おっとと80代だいの妻つま、それに40代だいの息子むすこの3人にんが、1日にち余あまりの捜索そうさく活動かつどうの末すえ、救助きゅうじょされましたが、いずれも死亡しぼうが確認かくにんされました。

現場げんばでは14日にちから住宅じゅうたく地ちに流れ込ながれこんだ大量たいりょうの土砂どしゃの撤去てっきょ作業さぎょうが行おこなわれていて、15日にちも午前ごぜん8時じから市しの職員しょくいんや土木どぼく業者ぎょうしゃ合あわせておよそ50人にんが、建設けんせつ用ようの大型おおがた機械きかい4台だいとダンプカー6台だいを使つかって、道路どうろにたまった土砂どしゃや倒木とうぼくを撤去てっきょしていました。

道路どうろにはぬかるんだ茶色ちゃいろい泥どろがたまっていて、断続だんぞく的てきに雨あめが降ふる中なか、今いまも崩くずれた山やまのほうから泥水どろみずが流ながれていました。

松山まつやま市しは、15日にちから3日間にちかんをめどに道路どうろ上じょうの土砂どしゃを取り除とりのぞき、その後そのご、倒壊とうかいした住宅じゅうたくのがれきの撤去てっきょに着手ちゃくしゅしたいとしています。

被災ひさいしたマンションに住すむ愛媛えひめ大学だいがく3年生ねんせいの酒井さかい蓮れん生せいさんは「電気でんきが止とまっていたので、家いえに戻もどれないと思おもいます。当分とうぶんの間まは友達ともだちの家いえで過すごしますが、テストが近ちかいので、家いえに帰かえれないと課題かだいも出だせず、困こまっています。就活かつもあるので、夏休なつやすみ前まえまでには家いえに戻もどりたいです」と話はなしていました。