Actualités japonaises: 「交通空白地」解消へライドシェア普及を柱に対策検討国交省

「交通こうつう空白くうはく地ち」解消かいしょうへライドシェア普及ふきゅうを柱はしらに対策たいさく検討けんとう国交こっこう省しょう

Jul 16, 2024 06:07

Furigana

バスやタクシーなど移動いどう手段しゅだんの確保かくほが難むずかしい「交通こうつう空白くうはく地ち」と呼よばれる地域ちいきの解消かいしょうに向むけて、国土こくど交通こうつう省しょうはライドシェアの普及ふきゅうを柱はしらに対策たいさくを検討けんとうすることになり、空白くうはく地ちを抱かかえるすべての自治体じちたいで年内ねんないに対策たいさくのめどをつけたいとしています。

「交通こうつう空白くうはく地ち」とは、バス停ばすていや駅えきに徒歩とほで行いくのが困難こんなんだったり、タクシーを呼よんでも30分ふん以上いじょうかかったりするなど、移動いどう手段しゅだんの確保かくほが難むずかしい地域ちいきです。

こうした地域ちいきの解消かいしょうに向むけて、国土こくど交通こうつう省しょうは、ことし4月つきにスタートしたタクシー会社かいしゃが運営うんえい主体しゅたいとなる「日本にっぽん版ばんライドシェア」や、自治体じちたいやNPOが運用うんようする自家用車じかようしゃの活用かつよう事業じぎょうの普及ふきゅうを柱はしらに対策たいさくを検討けんとうする方針ほうしんです。

現在げんざい、全国ぜんこくの自治体じちたいの3割わり以上いじょうに当にあたる600余あまりの市町村しちょうそんでは、こうした制度せいどの導入どうにゅうの動うごきがないということで、国くにの担当たんとう者しゃが出向でむいてアドバイスを行おこなうことや、制度せいどの導入どうにゅうに必要ひつようとなる車両しゃりょうや配車はいしゃアプリの費用ひようを補助ほじょすることなどが想定そうていされています。