アメリカのウォールストリート・ジャーナルは19日、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が9月中旬に会談する方向で準備が進んでいると伝えました。
中央アジアのウズベキスタンで9月15日、16日に開催される上海協力機構の首脳会議に習近平国家主席が対面での出席を検討し、その際にプーチン大統領と会談する可能性があると関係者が明らかにしたということです。
また、習主席の会議出席はアメリカのペロシ下院議長の台湾訪問を阻止できなかったことから、検討が始まったとしています。
中国が台湾問題でアメリカとの対立を深めるなか、上海協力機構に加盟するロシアや親ロシア諸国と関係を強化し、アメリカに対抗する目的があるとみられます。
