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震度4の揺れを観測したのが、北海道の大樹町と浦幌町です。
また、震度3の揺れを釧路市、帯広市、厚真町、安平町、むかわ町、平取町、新冠町、浦河町、えりも町、新ひだか町、音更町、広尾町、幕別町などで観測しました。
このほか、北海道と青森県、それに岩手県、宮城県、秋田県で震度2や1の揺れを観測しました。
気象庁によりますと震源地は十勝沖で、震源の深さはごく浅く、地震の規模を示すマグニチュードは6。
3と推定されています。この地震で北海道の太平洋沿岸や岩手県では多少の潮位の変化があるかもしれませんが、津波の被害の心配はありません。
長周期地震動の「階級1」 観測
2日午前3時52分ごろに起きた北海道の十勝沖を震源とする地震で、北海道の一部では長くゆっくりとした揺れ「長周期地震動」の「階級1」が観測されました。
4つの階級のうち最も小さい「階級1」の揺れを観測したのは、帯広市、苫小牧市、厚真町、浦河町、それに新ひだか町でした。
長周期地震動は規模の大きな地震で発生する周期が2秒を超えるような大きくゆっくりとした揺れで、特に高層ビルなどで影響が出ます。
気象庁は階級1の揺れは「やや大きな揺れ」で、高い建物の室内にいるほとんどの人が感じ、ブラインドなどのつり下げたものが大きく揺れるとしています。
