山口県内のJRの2つの
路線で、7
日から8
日にかけて、レールの
つなぎ目に
取り付けられている
金属製のケーブルが
相次いで
切断されているのが
見つかり、
一時、
運転を
見合わせるなどの
影響が
出ました。JRの
関係者によりますと
切断されたケーブルは100
本以上にのぼるということで、
警察はJRから
通報を
受けて
調べを
進めています。
JR西日本によりますと、8日午後7時20分ごろ、山口市内にあるJR宇部線の阿知須駅の構内で、レールのつなぎ目に取り付けられている「レールボンド」と呼ばれる銅製のケーブルが複数か所で切断されているのが見つかりました。
ケーブルはレールに電流を流すために設置されていますが、レールに固定されている両端の部分が切断され、持ち去られていたということです。
ケーブルの復旧作業を行うため、JR宇部線は新山口駅と宇部駅の間で終日、運転を見合わせました。
山口県内では、7日と8日にもJR山陽本線で線路のケーブルが同じように切断されているのが見つかり、いずれも一時、運転を見合わせました。
JRの関係者によりますと、切断されたケーブルは2つの路線であわせて100本以上にのぼるということです。
警察はJRから通報を受けて調べを進めています。