バスケットボール男子の日本代表が集まるのは48年ぶりに自力でのオリンピック出場を決めた去年のワールドカップ以来で、2月、ことし最初の公式戦となるアジアカップ予選に臨みます。
16日は東京 北区のナショナルトレーニングセンターで強化合宿が公開され、河村選手や富樫選手、それに比江島慎選手などワールドカップに出場した選手を含めた17人がシュート練習などで汗を流しました。
練習のあと、トム・ホーバスヘッドコーチは「オリンピックでは予選ラウンドを通過して、決勝トーナメントが行われるパリで試合をしたい」と述べ、オリンピックではベスト8進出を目標とする考えを明らかにしました。
そのうえで「この合宿はパリ大会も見据えているが、まずはグアムと中国との2試合に勝ちたい。速い日本のバスケットを見せたい」と話していました。
また、富樫選手は「オリンピックで1勝することは簡単なことではないので、一つ一つクリアしていきたい。オリンピックは1つ上のレベルになるので、成長していきたい」と話していました。
世界ランキング26位の日本は今月22日にアジアカップ予選の1次ラウンドで世界76位のグアムと、25日には世界29位の中国とそれぞれ対戦します。