Actualités japonaises: 「PFAS」111地点で国の値超え河川や地下水などの水質調査結果

「PFAS」111地点ちてんで国くにの値ね超こえ河川かせんや地下ちか水すいなどの水質すいしつ調査ちょうさ結果けっか

Mar 30, 2024 10:03

Furigana

一部いちぶが有害ゆうがいとされる有機ゆうきフッ素ふっそ化合かごう物ぶつのPFASについて、河川かせんや地下ちか水すいなどの水質すいしつ調査ちょうさの結果けっかが公表こうひょうされ、16都府県とふけんの111地点ちてんで国くにの値ねを超こえて検出けんしゅつされたことが分わかりました。

有機ゆうきフッ素ふっそ化合かごう物ぶつのPFASは、人工じんこう的てきに作つくられた1万まん種類しゅるい以上いじょうのうちの一部いちぶが有害ゆうがいとされ、国くにはこのうち2種類しゅるいについて、都道とどう府県ふけんなどに、水質すいしつの調査ちょうさを求もとめています。

環境省かんきょうしょうが今回こんかい公表こうひょうした令りょう和わ4年度ねんどの調査ちょうさは、38都道とどう府県ふけんの河川かせんや地下ちか水すいなど1258地点ちてんで行おこなわれ、このうち16都府県とふけんの111地点ちてんで1リットルあたりのPFASの濃度のうどが50ナノグラムとする国くにの値ねを超こえていたことが分わかりました。

最もっとも高たかい濃度のうどのPFASが検出けんしゅつされたのは、大阪おおさか・摂津せっつ市しの地下ちか水すいで国くにの値ねの420倍ばいにあたる2万まん1000ナノグラム、続つづいて大阪おおさか・摂津せっつ市しの河川かせんで44倍ばいにあたる2200ナノグラム、沖縄おきなわ県けん嘉手納かでな町まちの地下ちか水すいで42倍ばいにあたる2100ナノグラムなどとなっています。

環境省かんきょうしょうによりますと、111地点ちてんのうち、PFASの排出はいしゅつ源げんが特定とくていできているのは、過去かこにPFASを取り扱とりあつかっていた大分おおいた市しの工場こうじょう敷地しきち内ないの井戸いどの2地点ちてんのみで、残のこりの109地点ちてんは不明ふめいだということです。