英ブリティッシュ・エアウェイズがこのほど、スタッフの服装規定を改正しました。パイロットや客室乗務員は今後、性別にかかわらず化粧やひげ、アクセサリー、マニキュアなどで自由におしゃれを楽しむことができます。
同航空の報道担当者はCNNに「同僚たちが毎日、最も自分らしい姿で出勤できる」ように「インクルーシブ(包摂的)な職場環境」を目指していると語りました。
英紙ガーディアンによると、従業員への通知には「大胆に、誇り高く、自分らしく」と書かれていました。
ライバルの英ヴァージン・アトランティック航空も「あなたらしく」というスローガンの下、性別による制服の区別を撤廃しています。
ヴァージン・アトランティック航空は9月、乗務員らに「性別や性自認、性表現にかかわらず」気持ちよく働いてほしいとして、男性がスカート、女性がズボンをはくことを認めると発表しました。このほかにもすでに、制服着用時にタトゥーが人目に触れることを許可し、女性スタッフへの化粧義務付けは解除しています。
