アップルに相次あいつ格下かくさげ」、株価下落かぶかげらく時価総額じかそうがく23兆円ちょうえん消失しょうしつ

Easy Japanese news
Jan 7, 2024 11:01 0
Furigana
Journal japonais

米国べいこく投資銀行大手とうしぎんこうおおてパイパー・サンドラーは1がつ4よっか英金融大手えいきんゆうおおてバークレイズにつづいてアップルの投資判断とうしはんだんげ、アップルに弱気よわき見方みかたしめ企業きぎょうくわわった。これけ、アップルの株価かぶかはさらに下落げらくした。

ハーシュ・クマールひきいるパイパー・サンドラーのアナリストは、アップルかぶ評価ひょうかオーバーウエイトから「ニュートラル」にげ、アップルが競合きょうごうをアウトパフォームするとはもはやかんがえていないことを示唆しさした。

バークレイズも2ふつかにアップルの評価ひょうか中立ちゅうりつからアンダーウエイトにげ、目標株価もくひょうかぶか160ドルに設定せっていしていた。パイパー・サンドラーの目標株価もくひょうかぶか205ドルと、バークレイズよりもはるかに楽観的らっかんてきだが、それでもアップルかぶは、この報告ほうこくけて4日午前よっかごぜん取引とりひき1以上下落いじょうげらくし、やく182ドルにしずんだ。

アップルの株価かぶか4日連続よっかれんぞく下落げらくしており、年初ねんしょからの下落げらくはばやく5%にたっしている。

パイパー・サンドラーによるアップルの格下かくさは、半導体関連はんどうたいかんれんのハイテク企業約きぎょうやく20しゃ今年ことし予想よそうする顧客向こきゃくむメモ一部いちぶとして発表はっぴょうされたものだ。同社どうしゃは、2023ねんのこのセクターの株価かぶかパフォーマンスが、収益しゅうえき拡大かくだいではなく、金利きんり楽観的見通らっかんてきみとおしやマクロ経済けいざい状況じょうきょう後押あとおされたもので、今後こんご上昇じょうしょう見込みこめないことを警告けいこくしている。

パイパー・サンドラーのクマールは、アップルの懸念点けねんてんとして、総売上そううりあげやく52%をめるiPhoneの販売台数はんばいだいすうへの懸念けねんや、中国市場ちゅうごくしじょうにおける景気減速けいきげんそくにともなう需要じゅよう低迷ていめい同社どうしゃこれまでの水準すいじゅんおおきく上回うわまわ株価収益率かぶかしゅうえきりつなどげている。

アップルの時価総額じかそうがくは、2024ねんはいやく1620おくドル(やく23ちょう4000おくえん減少げんしょうした。それでもやく2ちょう8000おくドルの時価総額じかそうがくほこアップルは、依然いぜんとして世界せかいもっと価値かちある上場企業じょうじょうきぎょうポジションをキープしている。

ブルームバーグによると、アップルに評価ひょうかあたえるアナリストのかずは、3げつぶりの低水準ていすいじゅんしずんでおり、ハイテクかぶなか評価ひょうか割合わりあいもっとひくくなっている。バークレイズのアナリストのティム・ロングも、アップルのiPhoneの需要じゅよう精彩せいさいことを指摘してきしていた。アップルかぶ年初ねんしょからの下落幅げらくはば5%は、同期間どうきかんのS&P500下落幅げらくはば1%をおおきく上回うわまわっている。

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