일본어 뉴스: おととし出産した妊婦の梅毒感染者の割合 8年前の3倍以上に

おととし出産しゅっさんした妊婦にんぷの梅毒ばいどく感染かんせん者しゃの割合わりあい 8年ねん前まえの3倍ばい以上いじょうに

Jan 11, 2024 05:01

Furigana

産婦人科さんふじんかの医師いしの団体だんたいが妊婦にんぷでの梅毒ばいどくの感染かんせん状況じょうきょうを調査ちょうさしたところ、おととし1年間ねんかんで感染かんせんがわかった妊婦にんぷの数かずは370人にんあまりで、感染かんせん者しゃの割合わりあいは8年ねん前まえの調査ちょうさの3倍ばい以上いじょうとなったことがわかりました。専門せんもん家かは「梅毒ばいどくは早期そうきに治療ちりょうすれば治なおせる病気びょうきなので心配しんぱいなときは婦人ふじん科かに相談そうだんしてほしい」と話はなしています。

ここ数すう年ねん、国内こくないで梅毒ばいどくの患者かんじゃが急増きゅうぞうしていることを受うけて、日本にっぽん産婦人科さんふじんか医い会かいは妊婦にんぷの感染かんせん状況じょうきょうについて出産しゅっさんを取り扱とりあつかっているおよそ2000の医療いりょう機関きかんを対象たいしょうにアンケート調査ちょうさを行おこない、1346の施設しせつから回答かいとうを得えました。

アンケートの結果けっか、回答かいとうした施設しせつでおととし出産しゅっさんした妊婦にんぷおよそ45万まん5千せん人にんのうち梅毒ばいどくに感染かんせんしていたのは376人にんで、感染かんせんしている人ひとの割合わりあいは前回ぜんかい調査ちょうさした2016年ねんと比くらべおよそ3.3倍ばいに増ふえていることがわかりました。

感染かんせんがわかった時期じきについては、▽80.9％が妊娠にんしん初期しょきの健けん診みでわかった一方いっぽう、▽健けん診みを受うけずに出産しゅっさんするなどした結果けっか感染かんせんがわかったケースも14.5％と前回ぜんかいの調査ちょうさよりも増ふえていました。

また、▽梅毒ばいどくに感染かんせんした妊婦にんぷから胎児たいじに母子ぼし感染かんせんする「先天せんてん梅毒ばいどく」の子こどもは28人にんいたほか、▽梅毒ばいどくとの関係かんけいはわからないものの、死産しざんも8例れいあったということです。

調査ちょうさをとりまとめた東邦とうほう大学だいがくの早田そうだ英二郎えいじろう准じゅん教授きょうじゅは「今回こんかいの調査ちょうさは国内こくないの出産しゅっさん数すうの6割わりほどが対象たいしょうのため、梅毒ばいどくに感染かんせんしている妊婦にんぷはもっと多おおい可能かのう性せいがある。梅毒ばいどくは早期そうきに治療ちりょうすれば治なおすことができる病気びょうきなので、心配しんぱいなときは婦人ふじん科かに相談そうだんしてほしい」と話はなしています。