最大震度7を
観測した
能登半島地震の
被災地では
雨が
降っているところがあります。
地震の
影響で
地盤が
緩んでいるため
土砂災害やなだれに
注意する
ほか低体温症にも
十分注意して
定期的に
体を
動かすなど対策を
心がけてください。
今月1日に発生した能登半島地震の被災地は、前線の影響で大気の状態が不安定になり雨が降っているところがあります。
12日は雷を伴って降り方が強まるおそれがあり、13日朝までの24時間に降る雨の量は能登地方の多いところで30ミリと予想されています。
地震の揺れで地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害に十分注意してください。
気温もあまり上がらず、日中の最高気温は▽石川県の輪島市で8度、▽珠洲市で9度、▽金沢市で10度と予想されているほか、13日は雪が降る見込みでさらに冷え込む見通しです。
避難生活の長期化で体調を崩す人が相次ぎ、避難生活中に亡くなる人も出ています。
特に低体温症に十分注意して家族や周りに体調を崩している人がいないか声をかけあい、できるかぎり暖を取って定期的に体を動かすなど対策を心がけてください。
また、道路に雪が残っていたり、路面が凍結しているおそれがあるため、車で移動する際はスリップ事故に十分注意して下さい。
能登地方やその周辺を震源とする地震活動は活発な状態が続いていて、時折、強い揺れを伴う地震が発生しています。
震度1以上の揺れを観測した地震は、12日午前4時までに1332回にのぼっています。
気象庁は1か月ほどは最大震度5強程度かそれ以上の揺れに注意するよう呼びかけています。