일본어 뉴스: 石川輪島 76歳女性車中泊した翌日に死亡「震災がなければ」

石川いしかわ輪島わじま 76歳さい女性じょせい車中しゃちゅう泊はくした翌日よくじつに死亡しぼう「震災しんさいがなければ」

Jan 12, 2024 19:01 5

Furigana

1月つき1日にちの地震じしんで自宅じたくで被災ひさいした石川いしかわ県けん輪島わじま市しの76歳さいの女性じょせいが、家族かぞくと車中しゃちゅう泊はくをした翌日よくじつの2日にちに胸むねの痛いたみを訴うったえて病院びょういんに搬送はんそうされ、亡なくなっていたことが分わかりました。NHKの取材しゅざいに対にたいし、女性じょせいの息子むすこは、「震災しんさいがなければ大丈夫だいじょうぶだっただろう。守まもってあげられなかったのが心残こころのこりです」と語かたりました。

輪島わじま市し山本やまもと町まちの池端いけはた幸子さちこさん（76）は、1月つき1日にち、同居どうきょする息子むすこの忍しのぶさん（46）など家族かぞく7人にんで自宅じたくにいたときに被災ひさいしました。

忍しのぶさんによりますと、家族かぞくの誰だれもけがはなかったものの、家いえの中なかは危険きけんと判断はんだんし、全員ぜんいんで1台だいの車くるまの中なかに避難ひなんして寝泊ねとまりするいわゆる「車中しゃちゅう泊はく」をしたということです。

翌日よくじつ、2日にちの早朝そうちょう、幸子さちこさんはふだんと変かわらない様子ようすで近所きんじょの人ひとと話はなしていましたが、午前ごぜん8時じごろになって胸むねの痛いたみを訴うったえ、顔色かおいろが悪わるくなってきたということです。

119番ばんに電話でんわをしましたが、救急きゅうきゅう車しゃの到着とうちゃくまで時間じかんがかかるため、忍しのぶさんが車くるまを運転うんてんして市内しないの病院びょういんに連つれて行いったということで、病院びょういんに着ついたとき、幸子さちこさんは意識いしきがあり、かろうじて受け答うけこたえもできる状態じょうたいでしたが、その後そのご、容体ようだいが急変きゅうへんして亡なくなったということです。

忍しのぶさんによりますと、幸子さちこさんには高こう血圧けつあつの持病じびょうがあり病院びょういんからは「死因しいんは大動脈だいどうみゃく解離かいり」だと説明せつめいを受うけたということです。

今回こんかいの能登のと半島はんとう地震じしんで石川いしかわ県けんは、12日にち午後ごご2時じの時点じてんで死亡しぼうが確認かくにんされた人ひとのうち14人にんについて、避難ひなん生活せいかつで体調たいちょうが悪化あっかするなどして亡なくなった「災害さいがい関連かんれん死し」の疑うたがいがあると発表はっぴょうしていますが、幸子さちこさんが含ふくまれているかどうかはわかっていません。