일본어 뉴스: ＮＡＳＡの探査機、小惑星ベンヌのサンプル採取に成功

ＮＡＳＡの探査機たんさき、小惑星しょうわくせいベンヌのサンプル採取さいしゅに成功せいこう

Oct 22, 2020 07:10

Furigana

　小惑星しょうわくせいベンヌを周回しゅうかいしている米航空宇宙局べいこうくううちゅうきょく（ＮＡＳＡ）の探査機たんさき「オリシス・レックス」が米東部時間べいとうぶじかんの２０日午後かごご（日本時間にっぽんじかん２１日朝にちあさ）、ロボットアームで小惑星しょうわくせい「ベンヌ」の地表ちひょうに接触せっしょくし、サンプルを採取さいしゅしました。
　ＮＡＳＡのチームは探査機たんさきからのデータに基もとづき、作業さぎょうが無事ぶじに完了かんりょうしたと発表はっぴょうしました。
　ベンヌは岩石がんせきが集積しゅうせきしてできたコマのような形かたちの小惑星しょうわくせい。２２世紀せいきには地球ちきゅうに接近せっきんし、２７００分ぶんの１の確率かくりつで衝突しょうとつする恐おそれがあるとされます。
　探査機たんさきは２０１６年ねん９月がつに打うち上あげられ、１８年ねん１２月がつにベンヌの周回軌道しゅうかいきどうに入はいりました。軌道きどうからの観測かんそくデータを基もとに、「ナイチンゲール」と呼よばれる採取地点さいしゅちてんが選定せんていされました。
　ベンヌの上空約じょうくうやく７６０メートルの軌道きどうから４時間じかんかけて降下こうかし、窒素ちっそガスを噴射ふんしゃして巻まき上あげた地表ちひょうの物質ぶっしつを、長ながさ３メートルほどのロボットアームに取とり付つけたフィルターで採取さいしゅします。