首都キーウ
近郊のイルピンで
行われた
式典には、ウクライナのクブラコフ
副首相兼インフラ
相や
在ウクライナ
日本大使館の
松田邦紀大使の
ほか、JICA=
国際協力機構の
担当者など両国の
関係者が
出席しました。
引き渡されたのは、建設用の重機7台で、がれきの撤去などにあたる日本からの支援の第一弾としてウクライナ側に供与されました。
軍事侵攻当初、ロシア軍の激しい攻撃を受けたイルピンなどでは、多くの住宅やインフラ施設などが破壊され、がれきの撤去をどうスムーズに進めていくかが復旧・復興に向けた課題となっています。
クブラコフ副首相兼インフラ相は「がれきの撤去の需要は国じゅうの至るところから寄せられている。日本からの支援に心からの謝意を示したい」と話していました。
松田大使は「東日本大震災などからの復興を経験してきた日本ならではの協力がある。一日も早い復旧・復興をせつに願っている」と話していました。
日本側からは今後さらに10台の重機がイルピンに供与されるほか、今後、南部ヘルソンなどにも送られるということです。