ことし1
月、4
か月ほど
飲み
続けていたという10
代の
女性の
血液検査の
結果を
見た
医師が
副腎機能の
異常に
気づき、
飲むのを
止めたところ、
数値が
改善した
などとする
情報が
国民生活センターに
寄せられました。
これを受けてセンターが大手通販サイトで売られていた同じ商品を購入し、成分を分析したところ、医薬品の成分でステロイドの一種「デキサメタゾン」が、1グラムあたり3マイクログラム検出されたということです。
「デキサメタゾン」は炎症を抑える作用があり、リウマチやアトピー性皮膚炎などに使われる医薬品の成分で、けいれんや感染症の悪化などの副作用があるとされていて、食品での使用が禁じられています。
国民生活センターは事業者に直ちに販売の中止を要請するとともに、飲用した場合は医療機関を受診するよう呼びかけています。
国民生活センターによりますと、販売会社の「香塾」は、販売中止の方針を示しているということです。