Japanese News: “ネット上の書き込みで精神的苦痛” 投稿者2人に賠償求める

“ネット上じょうの書き込かきこみで精神せいしん的てき苦痛くつう” 投稿とうこう者しゃ2人にんに賠償ばいしょう求もとめる

Apr 14, 2023 20:04

Furigana

前橋まえばし市しに住すむ体からだに重度じゅうどのまひがある男性だんせいが、インターネット上じょうの掲示板けいじばんに「殺や処分しょぶんでいいやん」などと書き込かきこまれ、精神せいしん的てきな苦痛くつうを受うけたとして投稿とうこう者しゃ2人にんに対にたいし、合あわせて390万まん円えん余あまりの損害そんがい賠償ばいしょうを求もとめる訴うったえを起おこしました。

訴状そじょうなどによりますと、病気びょうきのため体からだに重度じゅうどのまひがある兵藤ひょうどう一はじめ晶あきらさん（47）は去年きょねん4月つき、必要ひつような量りょうの介護かいごサービスなどを求もとめて前橋まえばし市しを提訴ていそしましたが、その後そのごインターネット上じょうの掲示板けいじばんに「殺や処分しょぶんでいいやん」とか「生いかしておく理由りゆうが無ない」などと書き込かきこまれたということです。

男性だんせいはこれによって名誉めいよを傷きずつけられ、精神せいしん的てきな苦痛くつうを受うけたなどとして、東京とうきょう都とと愛知あいち県けんの投稿とうこう者しゃ2人にんに合あわせて390万まん円えん余あまりを支払しはらうよう求もとめる訴うったえを前橋まえばし地方ちほう裁判所さいばんしょに起おこしました。

代理人だいりにんの弁護士べんごしによりますと去年きょねん、投稿とうこう者しゃの情報じょうほう開示かいじを求もとめる別べつの裁判さいばんを起おこし、東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょが「限度げんどを超こえた違法いほうな侮辱ぶじょく行為こういであることは明あきらかだ」などとして、プロバイダーに開示かいじを命めいじたことから2人にんの特定とくていに至いたり今回こんかい、提訴ていそしたということです。