日本新闻: 卓球団体世界選手権日本女子 53年ぶり「金」かけ中国と対戦へ

卓球たっきゅう団体だんたい世界せかい選手権せんしゅけん日本にっぽん女子じょし 53年ねんぶり「金きん」かけ中国ちゅうごくと対戦たいせんへ

Feb 23, 2024 23:02

Furigana

韓国かんこくで行おこなわれている卓球たっきゅう、団体だんたいの世界せかい選手権せんしゅけんで、女子じょしの日本にっぽん代表だいひょうは香港ほんこんに勝かって決勝けっしょう進出しんしゅつを決きめ、24日にちに53年ねんぶりの金メダルきんめだるをかけて中国ちゅうごくと対戦たいせんすることになりました。

韓国かんこくのプサンで行おこなわれている卓球たっきゅう、団体だんたいの世界せかい選手権せんしゅけんで、すでにパリオリンピックの団体だんたいとシングルス2枠わくの出場しゅつじょう権けんを獲得かくとくした世界せかいランキング2位いの女子じょしの日本にっぽん代表だいひょうは23日にち、準決勝じゅんけっしょうで世界せかい6位いの香港ほんこんと対戦たいせんしました。

日本にっぽんは、1人にん目めに15歳さいの張本ちょうほん美和みわ選手せんしゅが出場しゅつじょうし、2ゲームを先取せんしゅされて追い込おいこまれますが、ここからコースを突つくショットや得意とくいのバックハンドを決きめるなど修正しゅうせい能力のうりょくの高たかさを見みせ、3ゲーム連続れんぞくで取とって逆転ぎゃくてん勝利しょうりをあげました。

これで流ながれを呼び込よびこみ、続つづくエースの早田そうだひな選手せんしゅが強烈きょうれつなフォアハンドや強化きょうかしてきたバックハンドを次々つぎつぎと決きめてストレート勝すとれ-とがちすると、3人にん目めの平野ひらの美宇びう選手せんしゅも得意とくいの速はやいタイミングで打ち返うちかえすスピードある攻撃こうげきで相手あいてを寄よせつけず、ストレート勝すとれ-とがちしました。

パリオリンピックの代表だいひょうに内定ないていしている3人にんが勝負しょうぶ強つよさを見みせた日本にっぽんは、香港ほんこんに3対たい0で勝かって決勝けっしょう進出しんしゅつを決きめました。

日本にっぽんは24日にちに53年ねんぶりの金メダルきんめだるをかけ、大会たいかい5連覇れんぱ中ちゅうの中国ちゅうごくと対戦たいせんします。

張本ちょうほん美和みわ早田そうだひな平野ひらの美宇びう 3選手せんしゅ談話だんわ

1人にん目めで出場しゅつじょうし、フルゲームの接戦せっせんを制せいした15歳さいの張本ちょうほん美和みわ選手せんしゅは、「これまで自分じぶんが試合しあいに出でたのは2人にん目めだったので、1人にん目めでの出場しゅつじょうはより緊張きんちょうがあり、試合しあいの出でだしも悪わるかったが、最後さいごはしっかり調整ちょうせいをして勝かつことができて良よかった」と話はなしていました。

2人にん目めでストレート勝すとれ-とがちしたエース早田そうだひな選手せんしゅは「張本ちょうほん選手せんしゅが相手あいてのエースに勝かってつないでくれたので、私わたしもその勢いきおいにのってしっかりと勝かつことができた。優勝ゆうしょうまでのあと1つの壁かべがあまりにも高たかすぎて厚あつすぎるが、自分じぶんたちがやってきたことを全力ぜんりょくで出だして、後悔こうかいがないように一戦いっせん一いち戦せん、みんなで力ちからをあわせてやっていきたい」と決勝けっしょうへの意欲いよくを示しめしました。

また、3人にん目めでストレート勝すとれ-とがちした平野ひらの美宇びう選手せんしゅは「2対たい0でまわってきてここで決きめたいなという気持きもちがあったので決きめられてよかった。ベンチにいる監督かんとくや伊藤いとう美よし誠まこと選手せんしゅがアドバイスをくれたおかげで、勝かつことができた」と話はなしていました。