日本新聞: イスラエル代表団がカタール訪問へ戦闘休止めぐり交渉協議か

イスラエル代表だいひょう団だんがカタール訪問ほうもんへ戦闘せんとう休止きゅうしめぐり交渉こうしょう協議きょうぎか

Feb 26, 2024 11:02

Furigana

イスラエルとイスラム組織そしきハマスの間まで戦闘せんとう休止きゅうしなどをめぐる交渉こうしょうが続つづけられるなか、地元じもとメディアは、26日にちにもイスラエルの代表だいひょう団だんが仲介ちゅうかい役やくのカタールを訪おとずれる予定よていだと報ほうじ、今後こんご、どのような協議きょうぎが行おこなわれるかが焦点しょうてんとなっています。

イスラエルとイスラム組織そしきハマスの間までは戦闘せんとう休止きゅうしなどをめぐって交渉こうしょうが続つづけられていて、イスラエルの有力ゆうりょくメディアハーレツは、戦時せんじ内閣ないかくが代表だいひょう団だんを26日にちに、カタールに派遣はけんすることを決きめたと報ほうじました。

報道ほうどうによりますと、代表だいひょう団だんは、交渉こうしょうの一環いっかんとして解放かいほうされる人質ひとじちのリストなどを確認かくにんするとみられています。

交渉こうしょうをめぐっては、仲介ちゅうかい国こくの1つであるアメリカのサリバン大統領だいとうりょう補佐ほさ官かんは25日にち、CNNテレビのインタビューの中なかで「イスラエルと仲介ちゅうかい国こくの間まで大枠おおわくがどのようなものになるかについて、見解けんかいの一致いっちがみられた」と述のべています。

一方いっぽう、ネタニヤフ首相しゅしょうは、25日にちに放送ほうそうされたアメリカのCBSテレビのインタビューに対にたいして交渉こうしょうで合意ごういできたとしてもハマスを壊滅かいめつするため、ガザ地区ちく南部なんぶのラファへの地上ちじょう作戦さくせんについてはあくまでも踏み切ふみきる考かんがえを強調きょうちょうしました。

ガザ地区ちくでは、地元じもとの保健ほけん当局とうきょくの25日にちの発表はっぴょうで死者ししゃが2万まん9692人にんにのぼっていて、避難ひなん者しゃを含ふくむ150万まん人にん近ちかくが暮くらすラファへの地上ちじょう作戦さくせんをめぐっては国際こくさい社会しゃかいから強つよい懸念けねんが出でています。