Japanese News: 札幌円山動物園の1歳“オスのライオン” 実は“メス”だった

札幌さっぽろ円山まるやま動物どうぶつ園えんの1歳さい“オスのライオン” 実じつは“メス”だった

Mar 1, 2024 16:03 0

Furigana

札幌さっぽろ市しの円山まるやま動物どうぶつ園えんで飼育しいくされている1歳さいのライオン「クレイ」がオスではなくメスだったことがわかりました。園えんは今後こんご、クレイが生うまれた愛媛えひめ県けんの動物どうぶつ園えんに戻もどす方針ほうしんです。

札幌さっぽろ市しの円山まるやま動物どうぶつ園えんは1日にちに会見かいけんを開ひらき、これまでオスのライオンとして飼育しいくしてきた1歳さいの「クレイ」がメスだったことがわかったと明あきらかにしました。

園えんによりますと、クレイは、2022年ねん5月つきに愛媛えひめ県立けんりつとべ動物どうぶつ園えんで誕生たんじょうし、生後せいご20日にちの時点じてんでオスと診断しんだんされていました。

2023年ねん10月つきに、オスのライオンを探さがしていた円山まるやま動物どうぶつ園えんに移うつりましたが、多おおくのオスで、たてがみの成長せいちょうを確認かくにんできる1歳さい6か月かげつを過すぎても成長せいちょうが見みられなかったことなどから、血液けつえき検査けんさを実施じっしした結果けっか、メスだと判明はんめいしたということです。

クレイは今後こんご、とべ動物どうぶつ園えんに戻もどるということです。

円山まるやま動物どうぶつ園えんの林はやし紘ひろし太郎たろう飼育しいく展示てんじ三さん担当たんとう係長かかりちょうは「人工じんこう保育ほいくで育そだつ中なかでオスと判定はんていされていたため、性別せいべつを疑うたがう動物どうぶつ園えんはない。これまでの成長せいちょう段階だんかいでは、オスとメスで飼育しいく方法ほうほうに変かわりはなく、その点てんは問題もんだいないと考かんがえている。園えんとしては、オスのライオンを展示てんじできるよう努力どりょくしたい」と話はなしていました。