2日正午すぎ、鳥取県の大山を登山していた人から「2人が雪崩に巻き込まれるところを見た」と警察に通報がありました。
警察によりますと、雪崩に巻き込まれたのは同じグループで登山していた3人で、このうち1人は周りにいた別の登山者に救助されましたが、2人の行方がわからなくなっているということです。
雪崩に巻き込まれたのは大山の中腹にある標高1000メートルの元谷と呼ばれる地点から標高1500メートルの8合目の間で、警察は捜索に向かうとともに詳しい状況を調べています。
大山では2日正午までの24時間に39センチの雪が降り、正午の積雪は88センチに達していました。
大山のある鳥取県西部では2日朝6時半ごろからなだれ注意報が発表されていました。