Actualités japonaises: 九州北部の記録的大雨から1週間早期の生活再建へ復旧作業進む

九州きゅうしゅう北部ほくぶの記録きろく的てき大雨おおあめから1週間しゅうかん早期そうきの生活せいかつ再建さいけんへ復旧ふっきゅう作業さぎょう進すすむ

Jul 17, 2023 06:07

Furigana

福岡ふくおか、佐賀さが、大分おおいたの3県けんで合あわせて9人にんが死亡しぼうするなど、大おおきな被害ひがいが出でた記録きろく的てきな大雨おおあめから17日にちで1週間しゅうかんです。被災ひさい地ちでは厳きびしい暑あつさの中なか、住民じゅうみんやボランティアが住宅じゅうたくに流れ込ながれこんだ土砂どしゃを撤去てっきょするなど、早期そうきの生活せいかつ再建さいけんに向むけて復旧ふっきゅう作業さぎょうが進すすめられています。

九州きゅうしゅう北部ほくぶでは今月こんげつ10日にち、線せん状じょう降水こうすい帯たいが相次あいついで発生はっせいして福岡ふくおか県けんと大分おおいた県けんの一部いちぶに大雨おおあめの特別とくべつ警報けいほうが発表はっぴょうされ、福岡ふくおか県けん久留米くるめ市しの耳納山みのうやまでは、24時間じかんの雨量うりょうが気象庁きしょうちょうが統計とうけいを取とり始はじめてから最もっとも多おおくなるなど、各地かくちで記録きろく的てきな大雨おおあめとなりました。

福岡ふくおか、佐賀さが、大分おおいたの3県けんでは土砂どしゃ災害さいがいや川かわの氾濫はんらん、低ひくい土地とちの浸水しんすいが相次あいつぎ、これまでに福岡ふくおか県けんで5人にん、佐賀さが県けんで3人にん、大分おおいた県けんで1人にんの合あわせて9人にんの死亡しぼうが確認かくにんされました。

このうち、佐賀さが県けん唐津からつ市し浜玉はまたま町まちでは、土石流どせきりゅうが発生はっせいして住宅じゅうたく2棟むねが押おしつぶされるなどして、50代だいから70代だいの男女だんじょ、合あわせて3人にんの死亡しぼうが確認かくにんされました。

また、各かく県けんの最新さいしんのまとめによりますと、床上ゆかうえ浸水しんすいなど住宅じゅうたくの被害ひがいは、福岡ふくおかで511件けん、佐賀さがで125件けん、大分おおいたで132件けん、確認かくにんされています。

被災ひさい地ちでは、この3連休れんきゅうの期間きかん中ちゅうも厳きびしい暑あつさの中なか、住民じゅうみんや各地かくちから駆かけつけたボランティアが住宅じゅうたくに流れ込ながれこんだ土砂どしゃや使つかえなくなった家具かぐを撤去てっきょするなど、早期そうきの生活せいかつ再建さいけんに向むけて復旧ふっきゅう作業さぎょうが進すすめられています。

一方いっぽう、福岡ふくおか県けん久留米くるめ市しでは、被害ひがいが広範囲こうはんいに及および全容ぜんようが分わかっていないほか、福岡ふくおか、佐賀さが、大分おおいたの3県けんでは16日にちの時点じてんでも避難ひなん指示しじが出でている地域ちいきがあり、避難ひなん生活せいかつを続つづけている住民じゅうみんもいます。