追悼式は事件が起きた時刻の午前10時半すぎから始まり、全員で1分間の黙とうを行いました。
会場の祭壇には「追悼」の文字とともに36本のひまわりの花が飾られ、出席した人たちは献花をし祈りをささげました。
大阪 守口市から訪れた介護職員の60歳の男性は「亡くなられた方はどれだけ苦しかったか、また、志半ばで道を断たれた悔しさもあると思います。アニメを楽しむ人間として『ことしも楽しみましたよ、来年もアニメ楽しみますよ』という思いでお祈りしています」と話していました。
このあと遺族や同僚などからの追悼のメッセージが紹介され、遺族の1人は「あなたたちの仕事は、アニメーション作品として、エンドロールの名前と共に後世に遺り、はるか先の世代の人々へも感動を与え、心を癒やし、勇気を与えることでしょう。あなたたちの技術や情熱は、京アニ社員に引き継がれ、今後も素晴らしい作品を作り続けていくことでしょう。あなたのような娘がいたことが自慢です」と記しています。 また、会社のスタッフからのメッセージには「時々不意に、皆さんにもう会えないという事実が、耐え難い寂しさとして自分の胸を締め付けます。けれど皆さんが残してくれた『想い』は確かに自分たちを勇気づけてくれています。だから、作り続けること。成長すること。皆さんが積み重ねた『想い』を必ず守り、いくつもの作品として形にしたい。これからも見守ってください」と記されています。 この動画は京都アニメーションのYouTubeの公式チャンネルで18日に限って視聴できるということです。
離れた場所からファンが祈り
YouTubeで追悼動画を配信 視聴は18日限定