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日夜、JR
川越線の
単線の
線路を
走っていた
上りの
列車と
下りの
列車が
およそ600
メートルまで
接近した
トラブルで、
いずれの
列車も
駅を
発車する
際、
青信号を
確認していたことが
分かりました。JRは
信号システムの
不具合の
可能性があるとみて
調べています。
2日午後10時前、JR川越線でさいたま市の指扇駅を発車した下りの列車と、川越市の南古谷駅を発車した上りの列車が、単線の同じ線路上でおよそ600メートルの距離まで接近するトラブルがありました。
JR東日本によりますと、列車が互いに近づいたことを検知して信号が「赤」になったため、それぞれの列車の運転士が停止させ、事故にはなりませんでした。
このトラブルで川越線はおよそ3時間にわたって運転を見合わせ、2つの列車にいた200人ほどの乗客が車内に閉じ込められました。
2つの列車は、それぞれ2日午後9時51分と、52分に駅を発車していて、その際、いずれも駅の信号が「青」だったことを確認していたということことです。
指扇駅と南古谷駅の間は、大半が単線になっていて、上りと下りの駅の信号が同時に「青」になることはないということで、JR東日本は信号システムに不具合が起きていた可能性があるとみて原因を調べています。