日本には、昔から伝わる話がたくさんあります。
ある村に、キツネにだまされた男の話があります。
長左衛門という男は、キツネが出る峠で、女になったキツネに会いました。
長左衛門這個男人,在狐狸經常出沒的山口,遇見了一隻化身為女子的狐狸。
女は、隣の村から買い物に行った帰りだと言いました。
長左衛門は、隣の村まで女を送って行きました。
女の家の人は、長左衛門に、そばや柏餅を出しました。
朝、起きると、長左衛門は橋の上にいました。
キツネにだまされたのです。
そばはミミズで、柏餅は馬のふんでした。
村の人たちは、長左衛門のことを笑いました。
長左衛門は、キツネをだますことを考えました。
キツネの神さまの服を着て峠に行くと、女になったキツネがいました。
他穿著狐狸神的服裝前往山口時,再次遇見了變成女人的狐狸。
長左衛門は「お前はキツネだろう。
頭に耳が出ているぞ」と言いました。
女はびっくりして、キツネの姿になりました。
長左衛門は「今、都ではタヌキがキツネをだましている。
そんな姿では、だますことができない。
私が教えてあげる」と言いました。
そしてキツネを袋に入れました。
最後の1匹が袋に入るとき、長左衛門の服が落ちてしまいました。
當最後一隻狐狸鑽進袋子時,長左衛門的衣服掉了下來。
最後のキツネは逃げました。
村の人たちは「峠には今でもキツネが出る」と言っています。