日本新闻: ラグビー日本代表テストマッチでイングランド代表に大敗

ラグビー日本にっぽん代表だいひょうテストマッチでイングランド代表だいひょうに大敗たいはい

Nov 25, 2024 07:11 3

Furigana

ヨーロッパ遠征えんせいを行おこなっているラグビー日本にっぽん代表だいひょうはことし最後さいごのテストマッチでイングランド代表だいひょうと対戦たいせんし、14対たい59で大敗たいはいしました。

世界せかいランキング13位いの日本にっぽんは、24日にち、「ラグビーの聖地せいち」、ロンドン郊外こうがいのトゥイッケナム・スタジアムで世界せかい7位いのイングランドと対戦たいせんしました。

日本にっぽんは、スクラムハーフの齋藤さいとう直人なおと選手せんしゅがキャプテンを務つとめ、司令しれい塔とうのスタンドオフにはニコラス・マクカラン選手せんしゅが入はいりました。

日本にっぽんは前半ぜんはん9分ふん、イングランドのスタンドオフ、マーカス・スミス選手せんしゅの巧たくみなパスから中央ちゅうおうを突破とっぱされ、ナンバーエイトのベン・アール選手せんしゅに先制せんせいのトライを許ゆるすと、スクラムやモールで競せり負まけるシーンが目立めだち、さらに2つのトライを奪うばわれました。

日本にっぽんは34分ふんに右みぎサイドから素早すばやいパスをつなぐスピードある攻撃こうげきから最後さいごはキャプテンの齊藤さいとう選手せんしゅがトライを決きめましたが、終了しゅうりょう間際まぎわにもイングランドにトライを決きめられ7対たい35で折り返おりかえしました。

後半こうはん、日本にっぽんは2つのトライを奪うばわれ7対たい45とされた22分ふんに細こまかくパスをつなぎ、フランカーの姫野ひめの和樹かずき選手せんしゅがトライを決きめるなど攻め込せめこむ時間じかん帯たいもありましたが、ノックオンなどのミスも相次あいつぎ、イングランドに14対たい59で大敗たいはいしました。

今回こんかいのヨーロッパ遠征えんせいはフランスに12対たい52で敗やぶれ、ウルグアイに36対たい20で勝かち1勝しょう2敗はいでした。

日本にっぽんはこの試合しあいがことし最後さいごの試合しあいとなり、9年ねんぶりに復帰ふっきしたエディー・ジョーンズヘッドコーチのもとスピードを生いかした「超ちょう速そくラグビー」を掲かかげて強化きょうかを続つづけたシーズンは、テストマッチ11試合しあいを4勝しょう7敗はいで終おえました。

ただ、世界せかいランキングが日本にっぽんよりも上位じょういのチームとの対戦たいせんでは0勝しょう6敗はいとすべて敗やぶれ、この試合しあいでも、素早すばやいパスや展開てんかいからトライを奪うばうシーンはあったものの、細こまかなミスやディフェンスが機能きのうしない時間じかん帯たいが続つづくなど多おおくの課題かだいが残のこりました。

ジョーンズヘッドコーチは「現在げんざいの日本にっぽんは、学まなびと時間じかんが必要ひつようだ。シーズンを通をとおして浮き沈うきしずみはあったが、特とくにここが伸のびたという成長せいちょうはないと思おもう。プロセスを信しんじてやり続つづけることが大切たいせつだ」とコメントしています。

キャプテン齋藤さいとう選手せんしゅ「自分じぶんたちのアタック見みせられず」

キャプテンを務つとめたスクラムハーフの齋藤さいとう直人なおと選手せんしゅは「前半ぜんはん20分ふんから30分ふんぐらいまで、常つねにイングランドのプレッシャーを受うけて、なかなか自分じぶんたちのアタックを見みせられなかった。『超ちょう速そくラグビー』は常つねに自分じぶんたちのアイデンティティで、ことし1年ねん、うまくいかないこともあったが、自分じぶんたちは信しんじて、やり続つづけるだけだ」とコメントしています。

フランカー姫野ひめの選手せんしゅ「やりたいことがすべてできなかった」

フランカーの姫野ひめの和樹かずき選手せんしゅは「非常ひじょうに残念ざんねんだ。自分じぶんたちのやりたいことがすべてできなかった。後半こうはんの最初さいしょの入いりなど、すごくいい場面ばめんももちろんあったが、こういったテストマッチは前半ぜんはんが特とくに大事だいじになるので、前半ぜんはんであれだけイングランドの思おもう通とおりにプレーさせてしまうと、勝かつのは難むずかしい」とコメントしています。