北アフリカのモロッコ
中部で
起きた
地震は、16
日で
発生から1
週間となります。
これまでに2900
人以上が
死亡した
ほか、5
万棟の
住宅が
被害を
受け、
山岳地帯に
広がる被災地で
人々の
生活再建を
どう進めて
いくかが
大きな課題となっています。
モロッコ中部の山岳地帯で8日に起きたマグニチュード6.8の地震は、日本時間の16日午前で発生から1週間となります。
モロッコ政府によりますとこれまでに2946人が死亡し、5674人がけがをしたほか、5万棟の住宅が被害を受けたということです。
山岳地帯では、落石による道路の寸断などで行方不明者の捜索が難航しているほか、被災者の中には気温の下がる夜間も屋外での避難生活を続けている人もいて モロッコ政府はテントを配るなどの対応にあたっています。
またモロッコの王室は全壊した住宅の再建に14万ディルハム、日本円でおよそ200万円を支援すると発表し、被災者の生活再建を支援する方針です。
気温がさらに下がる季節を前に、山岳地帯に広がる被災地にいかに迅速に支援を行き渡らせるかが、大きな課題となっています。