たからのひょうたん

Easy Japanese news
Nov 9, 2024 07:11 12
Furigana
일본 신문

むかしあるところにそれまずしいらしをしているおとこ一人住ひとりすんでいた。

このおとこはたらかずに毎晩毎晩近まいばんまいばんちかくのはたけから作物さくもつ失敬しっけいしていたが、ある時待ときませていたはたけぬしつかってしまうしかしその百姓ひゃくしょうおとこ自分じぶんやますこゆずり、畑仕事はたしごとをしたほうがいいとすすめるそしておとこはたけたがやし、まめつくことになった。はじめて畑仕事はたけしごと最初さいしょ苦労くろうしていたが、自分じぶんえたまめしたので、おとこうれしかった。

そのうち鹿しかやイノシシなどおとこつくった作物さくもつらしにようになった。だからおとこ毎晩畑まいばんはたけっては見張みはつづけていた。

そんなあるばんのこと。おとこいつものようにけものたちをはらったあと一息ひといきついていると、かいやま一角いっかくがぽおっとひかり、にぎやかおとこえてきた。こんな夜更よふなんだろうとおもおとこあかほうってみた。

するとそこではむすめ一人ひとりやま動物どうぶつたちのらす楽器がっきわせておどっていたのだった。しげかくれてその光景こうけいしばらくながめていたおとこは、あまりにたのしそうだったのでついついしげみをしてむすめおどりだした。そしてそのばんおとこやまなか一晩中踊ひとばんじゅおどりかしたそうな。

そのうちあさになって、動物どうぶつたちはかえってった。おとこやまりていえかえろうとしたが、さきほどのむすめおとこにくっついて一緒いっしょきたいという。おとこ承諾しょうだくすると、むすめおとこ背中せなかにおぶさってきたいとってきたので、おとこむすめっていたひょうたんふたむすめをおぶってやまりてった。

そのむすめとひょうたんふたみょうおもく、おとこしょうしょう後悔こうかいしながらやまりた。そうしたらいつのにやらむすめとひょうたんは沢山たくさん黄金おうごんになっていた。

むすめとひょうたんが何故黄金なぜおうごんになったのかは結局けっきょくわからずじまいではあったが、おとこはその黄金おうごん大金持おおがねもちになることが出来できたという。

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