日本新闻: 横田めぐみさんの母早紀江さん“生命救うこと第一に救出を”

横田よこためぐみさんの母はは早紀さき江こうさん“生命せいめい救すくうこと第だい一いちに救出きゅうしゅつを”

Nov 12, 2024 16:11

Furigana

中学ちゅうがく1年生ねんせいだった横田よこためぐみさんが北朝鮮きたちょうせんに拉致らちされてから、11月つき15日にちで47年ねんになるのを前まえに、母親ははおやの横田よこた早紀さき江こうさんが記者きしゃ会見かいけんし「生命せいめいを救すくうことを第だい一いちに掲かかげて、今いまの石破いしば総理そうり大臣だいじんの代だいで取り組とりくんでいただきたい」と述のべ、すべての拉致らち被害ひがい者しゃの一刻いっこくも早はやい救出きゅうしゅつを求もとめました。

横田よこためぐみさんは中学ちゅうがく1年生ねんせいだった47年ねん前まえの1977年ねん11月つき15日にち、新潟にいがた市しの学校がっこうから帰かえる途中とちゅう、北朝鮮きたちょうせんに拉致らちされ、10月つきには60歳さいの誕生たんじょう日びを迎むかえました。

母親ははおやの早はや紀江のりえさんが12日にちに記者きしゃ会見かいけんし「47年ねんという信しんじられないような年月としつきです。いまは、もう何なにか希望きぼうにつながることが起おきたらいいなということだけです」と述のべました。

そのうえで「言いいようのないいらだちと、本当ほんとうにこんなに長ながい間ま、救出きゅうしゅつできず、政治せいじって何なになのだろうという思おもいです。生命せいめいを救すくうことを第だい一いちに掲かかげて、今いまの石破いしば総理そうり大臣だいじんの代だいで取り組とりくんでいただきたい」と述のべ、すべての拉致らち被害ひがい者しゃの一刻いっこくも早はやい救出きゅうしゅつを求もとめました。

いまも安否あんぴが分わからない拉致らち被害ひがい者しゃは、政府せいふが認定にんていしているだけでも12人にんにのぼっていますが、健在けんざいな親おやは88歳さいの早はや紀江のりえさんと有本ありもと恵子けいこさんの父親ちちおやで96歳さいの明弘あきひろさんの2人にんだけとなっています。

早紀さき江こうさんは、最後さいごに「どこのお父おとうさんやお母おかあさんでも、わが子わがこであれば、これは大変たいへんだと絶対ぜったい思おもわれると思おもいます。もし自分じぶんの家族かぞくが煙けむりのように消きえてしまって、40年ねん以上いじょうも放はなっておかれるということが、ご自身じしんに起おきたとき、どう思おもわれるか。お互おたがいの国くにが話し合はなしあって、きちんと決着けっちゃくしなくてはいけないと、いつも思おもっています」と話はなしました。