日本新闻: 空手大会で小学生けが審判団は放置し協議大会運営に疑問の声

空手からて大会たいかいで小学生しょうがくせいけが審判しんぱん団だんは放置ほうちし協議きょうぎ大会たいかい運営うんえいに疑問ぎもんの声こえ

Nov 13, 2024 14:11 1

Furigana

今月こんげつ宮崎みやざき市しで開ひらかれた空手からて大会たいかいで、小学生しょうがくせいが試合しあい中ちゅうに背後はいごから後頭部こうとうぶを蹴けられてけがをしたうえ、審判しんぱん団だんが倒たおれた小学生しょうがくせいを放置ほうちして協議きょうぎをしている動画どうががSNSに投稿とうこうされ、大会たいかい運営うんえいに対にたいする疑問ぎもんの声こえなどが出でています。

動画どうがが撮影さつえいされたのは、今月こんげつ3日にち宮崎みやざき市しの武道ぶどう館かんで開ひらかれた空手からて大会たいかいの小学生しょうがくせいの部ぶの試合しあい中ちゅうで、後うしろを向むいた男子だんし児童じどうの後頭部こうとうぶを、対戦たいせん相手あいてが蹴ける様子ようすが写うつっています。

蹴けられた男子だんし児童じどうはその場ばに倒たおれましたが、審判しんぱん団だんは救護きゅうごすることなく協議きょうぎを続つづけました。

所属しょぞくする道場どうじょうの関係かんけい者しゃによりますと、男子だんし児童じどうは首くびにけがをしたということです。

動画どうがはSNSで拡散かくさんされ、大会たいかい運営うんえいに対にたいする疑問ぎもんの声こえなどが出でています。

大会たいかいを主催しゅさいした宮崎みやざき市しの空手からて道場どうじょうはNHKの取材しゅざいに対にたいし、男子だんし児童じどうが倒たおれたあとにもっとはやく対応たいおうにあたるべきだったと話はなし、道場どうじょうが所属しょぞくするWKO世界せかい組ぐみ手しゅ連盟れんめいは、子こどもが背中せなかを向むけた時点じてんで審判しんぱんが間まに入はいらなかったり、倒たおれた際さいに速すみやかに対応たいおうしなかったりしたのは問題もんだいだとしています。

一方いっぽう、対戦たいせん相手あいてが所属しょぞくする大分おおいた市しの空手からて道場どうじょうは、セコンドについた指導しどう者しゃが、後うしろを向むいた相手あいてに攻撃こうげきを続つづけるよう指示しじしたことを認みとめ、ホームページで謝罪しゃざいしたうえで、無む期限きげんの謹慎きんしん処分しょぶんにしたと明あきらかにしました。

大会たいかいを主催しゅさいした空手からて道場どうじょうによりますと、背後はいごからの攻撃こうげきは反則はんそくですが、攻撃こうげきを指示しじした指導しどう者しゃは、男子だんし児童じどうが背せを向むけた際さいも試合しあいは続つづいていると認識にんしきしていたと説明せつめいしているということです。

スポーツ危機きき管理かんり学がくが専門せんもんの日本にっぽん体育たいいく大学だいがくの南部なんぶさおり教授きょうじゅは「子こどもの命いのちや健康けんこうが最さい優先ゆうせんだ。選手せんしゅどうしが接触せっしょくするスポーツでは、さまざまな事故じこが起おきうるため、日頃ひごろからどのように対応たいおうするのかシミュレーションをすべきだ」と指摘してきしています。