日本新聞: 岸田首相最低賃金“2030年代半ばまでに1500円に”で検討

岸田きしだ首相しゅしょう最低さいてい賃金ちんぎん“2030年代ねんだい半なかばまでに1500円えんに”で検討けんとう

Aug 31, 2023 14:08 1

Furigana

物価ぶっか高だかを上回うわまわる賃上ちんあげを実現じつげんするため、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんはことし、全国ぜんこく平均へいきんで時給じきゅう1000円えんを超こえることになった最低さいてい賃金ちんぎんについて、2030年代ねんだい半なかばまでに1500円えんにまで引き上ひきあげることを新あらたな目標もくひょうとする方向ほうこうで検討けんとうしています。

岸田きしだ総理そうり大臣だいじんはみずからが掲かかげる経済けいざい政策せいさく「新あたらしい資本しほん主義しゅぎ」の中なかで、賃上ちんあげを最さい優先ゆうせん課題かだいに位置いちづけ、全国ぜんこく平均へいきんの最低さいてい賃金ちんぎんを時給じきゅう1000円えんにすることを目指めざしてきましたが、ことし10月つき以降いこう、1004円えんに引き上ひきあげられることになりました。

こうした状況じょうきょうも踏ふまえ、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、物価ぶっか高だかを上回うわまわる賃上ちんあげにはさらなる最低さいてい賃金ちんぎんの引き上ひきあげが必要ひつようだとして、2030年代ねんだい半なかばまでに1500円えんにすることを新あらたな目標もくひょうとする方向ほうこうで検討けんとうしています。