ことし7
月、
東京・
足立区に
ある寺に
大量の
練炭を
持ち込んで
火を
付け70
歳の
住職を
殺害したとして、
警視庁が
霊園を
管理している
業者の
社長ら
男女2
人について、
殺人などの
疑いで
取り調べを
始めたことが
捜査関係者への
取材でわかりました。
ことし7月、東京・足立区にある寺院「源証寺」の地下に設けられた納骨堂におよそ20個の練炭が置かれているのを住職の大谷忍昌さん(70)が見つけました。
練炭には火が付いていて、大谷さんはその場で意識を失い、病院に運ばれましたが一酸化炭素中毒で死亡しました。
警視庁は何者かが練炭を持ち込んで火を付けたとみて、周辺の防犯カメラの映像を分析するなどして捜査を進めてきました。
捜査関係者によりますと、その結果、この寺の霊園を管理している、千葉県鎌ケ谷市の霊園開発会社の50歳の社長ら男女2人が関わった疑いがあることがわかったということです。
警視庁は取り調べを始めていて、殺人などの疑いで逮捕する方針です。
会社では数年前からこの寺の納骨堂や霊園の管理を担当していたということで、警視庁は詳しいいきさつを調べることにしています。