来年の
アメリカ大統領選挙に
向けてケネディ
元大統領のおいのロバート・ケネディ・ジュニア
氏が
無所属の
候補者として
立候補する
意向を
表明しました。
民主・
共和両党の
支持層から
一定の
支持を
取り込む可能性があり、
注目されています。
ケネディ元大統領のおいで、弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏はことし4月、来年の大統領選挙に向けて民主党の候補者指名争いに名乗りを上げ、各地で活動を続けてきました。
ケネディ氏は9日、東部ペンシルベニア州で演説し「バイデン大統領とトランプ前大統領の好感度はいずれもマイナス圏に沈んでいる。これが2大政党政治がもたらしたものだ。2つの政党からの独立を宣言する」と述べて民主党ではなく、無所属候補として立候補する意向を表明しました。
ケネディ氏はケネディ家の一員として知名度が高い上に、過去に新型コロナウイルスワクチンの接種に反対する集会に参加していたことなどから共和党支持層の間でも一定の支持があります。
ロイター通信などが10月初旬に行った世論調査では民主党のバイデン大統領と共和党のトランプ氏との争いになった場合、ケネディ氏は14%の支持を獲得しました。
ケネディ氏が民主・共和両党の支持層から一定の支持を取り込む可能性があり、選挙戦にどのように影響を与えるのか注目されています。