Actualités japonaises: 「YKK AP」製造の防火ドア試験で不正国が認定取り消し

「YKK AP」製造せいぞうの防火ぼうかドア試験しけんで不正ふせい国くにが認定にんてい取り消とりけし

Jul 23, 2024 20:07 0

Furigana

建材けんざいメーカー大手おおての「YKK AP」が製造せいぞうした防火ぼうかドアをめぐって、国くにの認定にんていを受うけるための試験しけんで不正ふせいが行おこなわれていたことが明あきらかになり、国くには、23日にちづけで認定にんていを取り消とりけすとともに、速すみやかに改修かいしゅうするよう指示しじしました。

不正ふせいがあったのは「YKK AP」が2007年ねん12月つきまでに製造せいぞう・出荷しゅっかした防火ぼうかドアです。

会社かいしゃによりますと、国くにの認定にんていを受うけるための試験しけんで、サイズを大おおきくしてドアの枠わくとの隙間すきまを少すくなくしたり燃もえやすい材料ざいりょうを減へらしたりしていたということです。

この製品せいひんは、2007年ねんに、国くにから認定にんていされた内容ないようと異ことなる素材そざいが使つかわれたことが発覚はっかくし、そのよくとしに再ふたたび試験しけんに臨のぞんだ際さいに今回こんかいの不正ふせいが行おこなわれたということです。

国土こくど交通こうつう省しょうは、23日にちづけで認定にんていを取り消とりけし、全国ぜんこく117棟むねの集合しゅうごう住宅じゅうたくなどに設置せっちされた製品せいひんの改修かいしゅうを速すみやかに進すすめるよう指示しじしました。

不正ふせいによって防火ぼうかドアの性能せいのうがどの程度ていど低下ていかするかは分わかっていないということです。

また、当時とうじ、別べつの種類しゅるいの防火ぼうかドアでも不正ふせいが発覚はっかくしていて、国くにから2000棟むねあまりに設置せっちされた製品せいひんの改修かいしゅうを指示しじされていましたが去年きょねんまで対応たいおうしていなかったことも分わかり国こくは組織そしき体制たいせいの見直みなおしを含ふくめた再発さいはつ防止ぼうし策さくをとりまとめるよう求もとめました。

「YKK AP」は「多大ただいなるご迷惑めいわくをおかけし心しんよりお詫おわび申し上もうしあげます。再発さいはつ防止ぼうし策さくを速すみやかに実行じっこうすることでお客様おきゃくさまをはじめ関係かんけい者しゃの皆様みなさまの信頼しんらい回復かいふくに全力ぜんりょくで取り組とりくんでまいります」とコメントしています。