일본어 뉴스: 政府 “約束手形”2026年めどに利用廃止求める方針

政府せいふ “約束やくそく手形てがた”2026年ねんめどに利用りよう廃止はいし求もとめる方針ほうしん

Feb 18, 2021 06:02 0

Furigana

企業きぎょうの間まの取り引とりひきで代金だいきんを後払あとばらいする際さいに使つかわれる約束やくそく手形てがたについて、政府せいふは支払しはらいまでの期間きかんが長ながく、中小ちゅうしょう企業きぎょうにとって資金繰しきんぐりの負担ふたんが重おもいとして、5年ねん後ごの2026年ねんをめどに利用りようを廃止はいしするよう産業さんぎょう界かいや金融きんゆう業界ぎょうかいに対応たいおうを求もとめる方針ほうしんを固かためました。約束やくそく手形てがたは、企業きぎょうの間まの取り引とりひきで代金だいきんを後払あとばらいする際さいに使つかわれる決済けっさい手段しゅだんとして広ひろく利用りようされています。

しかし、経済けいざい産業さんぎょう省しょうによりますと、現金げんきんでの振り込ふりこみに比くらべて現金げんきんを受け取うけとるまでの時間じかんがかかると指摘してきされていて、中小ちゅうしょう企業きぎょうにとって資金繰しきんぐりの負担ふたんになっています。

また、約束やくそく手形てがたのやりとりには紙かみが用もちいられていることから、印刷いんさつや郵送ゆうそう、保管ほかんのコストがかかり、紛失ふんしつのリスクもあります。

政府せいふは、こうした状況じょうきょうを踏ふまえると約束やくそく手形てがたは時代じだいにそぐわないとして5年ねん後ごの2026年ねんをめどに利用りようを廃止はいしするよう産業さんぎょう界かいや金融きんゆう業界ぎょうかいに対応たいおうを求もとめる方針ほうしんを固かためました。

政府せいふは、有識者ゆうしきしゃを集あつめた会議かいぎを近ちかく開ひらき、廃止はいしに向むけた報告ほうこく書しょをまとめたうえで、業界ぎょうかいでの利用りようの実態じったいに応おうじた行動こうどう計画けいかくを策定さくていするよう促うながすことにしています。

具体ぐたい的てきには、大だい企業きぎょうが先行せんこうして利用りようを廃止はいしすることや、支払しはらいまでの期間きかんが短みじかい現金げんきんでの振り込ふりこみや手形てがたなどの債権さいけんを電子でんし化かしてインターネットで取り引とりひきする「電子でんし記録きろく債権さいけん」に移行いこうすることを求もとめ、古ふるい商しょう習慣しゅうかんの改善かいぜんにつなげたいとしています。

政府せいふ “約束やくそく手形てがた”2026年ねんめどに利用りよう廃止はいし求もとめる方針ほうしん

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