日本には、
昔から
伝わる
お話が
たくさんあります。
その中には、
女性の
髪が
とても長くなって
しまう話があります。
三重県に
伝わる
お話です。
昔、
若い
女性が
山に
出かけました。
山には、
山姥が
住んでいるという
古い
井戸がありました。
女性が
井戸の
中をのぞくと、
急に
強い
風が
吹きました。
女性は
驚いて
家に
帰りましたが、
熱が
出て
寝てしまいました。
不思議なことに、
寝ている
女性の
髪は
どんどん長くなりました。
女性は、
山姥の{たたり}だと
思って、
お寺に
行きました。
お寺の
お坊さんが
髪を
切ると、
髪は
風のように
飛んでいきました。
お坊さんは「
山姥も
女性なのに、
きれいな
髪を
見せたので
怒ったのだ」と
言いました。
僧侶說:「魔女也是女性,但因為你炫耀美麗的頭髮,所以她才生氣了。」
髪の
話は、
ほかの
県にもあります。