日本新聞: エンジェルス大谷 2番・投手出場「バッティングはほぼ満点」

エンジェルス大谷おおや 2番ばん・投手とうしゅ出場しゅつじょう「バッティングはほぼ満点まんてん」

Jun 12, 2021 16:06

Furigana

大リーグだいり-ぐ、エンジェルスの大谷おおや翔しょう平ひら選手せんしゅが11日にち、ダイヤモンドバックス戦せんに2番ばん・ピッチャーで出場しゅつじょうしピッチャーとしては5回かい2失点しってんで勝ち負かちまけはつかず、バッターとしては2本ほんのツーベースヒットで得点とくてんに絡からみました。

大谷おおや選手せんしゅは11日にち、相手あいての本拠地ほんきょちアリゾナ州しゅうフェニックスで行おこなわれたダイヤモンドバックス戦せんに2番ばん・ピッチャーで先発せんぱつ出場しゅつじょうしました。

投打とうだの同時どうじ出場しゅつじょうは今こんシーズン6回かい目めとなります。

ピッチャーとして今いまシーズン3勝しょう目めを目指めざす大谷おおや選手せんしゅは、得意とくいのスプリットで1回かいに2者しゃ連続れんぞく三振さんしん、2回かいにも三振さんしん1つを奪うばって上々じょうじょうの立ち上たちあがりを見みせましたが、1点てんリードした3回かいにバッターとしてツーアウト一塁いちるいの場面ばめんで第だい2打席だせきに入はいった際さい、2球きゅう目めの速球そっきゅうを打うち損そんじて自じ打球だきゅうが右みぎひざ付近ふきんに直撃ちょくげきするアクシデントがありました。

大谷おおや選手せんしゅは痛いたみをこらえながらその打席だせきの6球きゅう目めで変化球へんかきゅうをとらえて右中間うちゅうかんへタイムリーとなるツーベースヒットを打うちました。

さらに、続つづくバッターのタイムリーヒットでみずからもホームを踏ふみ、チームはこの回かい、3点てんを奪うばいました。

そのウラのピッチングでは、コントロールが乱みだれてフォアボールを出だすなどツーアウト二塁にるい三塁さんるいのピンチを招まねきましたが、後続こうぞくのバッターに対にたいして、この日ひ、最速さいそくとなる160.2キロの速球そっきゅうを投なげたあと、最後さいごは、158.5キロの速球そっきゅうで空振からぶりの三振さんしんを奪うばってしのぎました。