日本新聞: 新型コロナ元日に診察の診療所「高熱がなくて感染も」広島

新型しんがたコロナ元日がんじつに診察しんさつの診療しんりょう所しょ「高熱こうねつがなくて感染かんせんも」広島ひろしま

Jan 1, 2021 21:01 2

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいが続つづいていることを受うけて、広島ひろしま市しの診療しんりょう所しょでは、元日がんじつも診察しんさつを行おこなっています。広島ひろしま県内けんないでは例年れいねん、年始ねんしは多おおくの医療いりょう機関きかんが休やすみとなっていますが、ことしは新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいが続つづいていることから、救急きゅうきゅう病院びょういんに加くわえて、地域ちいきの診療しんりょう所しょなどが体制たいせいを組くんで診療しんりょうにあたっています。

このうち、広島ひろしま市しの三上みかみ内科ないか医院いいんでは、元日がんじつも午前ごぜん9時じから医師いしや看護かんご師しら6人にんで患者かんじゃの診察しんさつを行おこなっています。

診療しんりょう所しょでは、防護ぼうご服ふくを着きてフェイスシールドをつけた医師いしや看護かんご師しらが、診療しんりょう前まえに廊下ろうかにいすを並ならべたり、発熱はつねつした患者かんじゃからの電話でんわに応対おうたいしたりしていました。

この診療しんりょう所しょでは、感染かんせん拡大かくだいを防ふせぐために、先月せんげつ上旬じょうじゅんから院内いんないに専用せんようの個室こしつを設もうけて、発熱はつねつした患者かんじゃに対応たいおうしているということです。

三上みかみ内科ないか医院いいんの三上みかみ裕一郎ゆういちろう院長いんちょうは「ことしはインフルエンザは流行りゅうこうしていないが、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで現場げんばに緊張きんちょう感かんが漂ただよっている。最近さいきんは高たかい熱ねつやせきがなくても感染かんせんしている場合ばあいもあり、少すこしでも体調たいちょうに異変いへんを感かんじたら病院びょういんに行いったほうがよい」と話はなしていました。