ポスティング
システムを
使って
大リーグへの
移籍を
目指していた
プロ野球・
巨人の
菅野智之投手が
大リーグの
球団との
契約に
至らず
巨人に
残留することになりました。
菅野投手はポスティング
システムを
使った
大リーグ移籍を
目指し
代理人を通じて大リーグの
球団と
交渉を
行い、
今月1
日にはみずからも
アメリカに
渡っていました。
交渉期限は日本時間の8日午前7時でしたが、代理人の事務所によりますと、菅野投手は大リーグの球団との契約が成立せず、巨人に残留することになりました。
31歳の菅野投手は昨シーズン14勝2敗で最多勝と最高勝率のタイトルを獲得して巨人の2年連続となるリーグ優勝に貢献し、MVP=最優秀選手に輝きました。
日本で抜群の成績をあげてきた菅野投手について、代理人は先月、大リーグの多くの球団が関心を示していると話していましたが、交渉期限までに契約がまとまりませんでした。
菅野投手はかねてから大リーグ挑戦を希望していた一方、先月の会見では「いちばんの懸念はシーズンがいつ始まるかわからないこと」などと話し、新型コロナの感染が広がる中で大リーグが今シーズンどのように開催されるのか見通せない中で移籍することを不安視していました。