8
日の
東京株式市場、
日経平均株価は600
円以上値上がりし、
およそ30
年5
か月ぶりに2
万8000
円台まで
上昇しました。
アメリカのバイデン
新政権の
発足後に
大型の
経済対策が
実現するという
期待から、
幅広い銘柄に
買い
注文が
集まりました。8
日の
東京株式市場は7
日のニューヨーク
市場でダウ
平均株価が
最高値を
更新した
流れを
引き継いで、
取り引き開始直後から
買い
注文が
先行しました。
その後もアメリカでバイデン新政権の発足後に大型の経済対策が実現するとの期待もあって上げ幅は拡大し、日経平均株価、8日の終値は7日より648円90銭高い2万8139円3銭で、終値としては1990年8月以来、およそ30年5か月ぶりに2万8000円台まで上昇しました。
東証株価指数=トピックスは28.64上がって1854.94、1日の出来高は13億8916万株でした。
市場関係者は「緊急事態宣言が出され新型コロナウイルスをめぐる国内の状況は悪化しているが、アメリカ政府による景気対策の拡大への期待が相場を支える構図となっている。日経平均株価はきのうからの2日間で1000円以上の値上がりで株価と実体経済のかい離も見られ、楽観はできない状況だ」と話しています。