法務大臣や
郵政大臣などを
務めた
元衆議院議員の
左藤恵氏が、9
日、
心不全のため
入院していた
大阪市の
病院で
亡くなりました。96
歳でした。
左藤氏は、
大阪府出身で、
旧郵政省を
経て
昭和44
年の
衆議院選挙の
旧大阪6
区に
自民党から
立候補し
初当選して
以降、10
回当選しました。
この間、昭和59年に中曽根内閣で郵政大臣として初入閣し、海部内閣で法務大臣を務めました。
左藤氏は、法務大臣当時、僧侶でもある宗教的な信条から、死刑執行の命令書に署名せず議論となりました。
その後、左藤氏は、平成5年に政治改革法案の取り扱いをめぐって、当時の宮沢内閣への不信任決議案に賛成し、羽田元総理大臣らとともに自民党を離党し、新生党の結成に参加しました。
そして、羽田内閣で国土庁長官を務めたあと、新進党などを経て自民党に復党し、平成12年の衆議院選挙には立候補せず政界を引退していました。
左藤氏は、9日、入院していた大阪市内の病院で、心不全のため亡くなりました。
96歳でした。