ツイッターは、
アメリカに
ある中国大使館の
新疆ウイグル自治区をめぐる
投稿が
人間性を
否定する
投稿を
禁じた
会社の
規定に
違反するとして、
大使館のアカウントを
一時停止したことを
明らかにしました。
アメリカの
メディアによりますと、
中国大使館は
今月、
新疆ウイグル自治区の
女性たちが
解放され「もはや
子どもを
産む機械ではなくなった」とする
内容の
記事を
紹介し、
その後、ツイッターは
この投稿を
閲覧できないようにする
措置を
取りました。
ツイッターの広報担当者によりますと、宗教や民族などに基づいて人間性を否定する投稿を禁じた会社の規定に違反したと判断し大使館のアカウントを一時停止したということで、大使館側が投稿を削除すれば措置を解除する方針です。
新疆ウイグル自治区をめぐってアメリカのトランプ前政権は、中国政府が少数民族の女性に対する強制的な不妊手術を行っているなどと非難し、いわゆる「ジェノサイド」と認定しています。
アカウントの一時停止について、中国外務省の華春瑩報道官は21日の記者会見で「中国大使館には当然、事実をはっきりさせ真相を説明する責任と義務がある。ツイッターの措置は理解できない」と批判しました。
ツイッターはトランプ前大統領の支持者らが連邦議会に乱入した事件を受けて今月8日にさらなる暴力をあおる危険があるとして、前大統領のアカウントを永久に停止しています。