なまけものの太郎
昔々、
ある所に
太郎という
男がいました。
太郎は、
いつも楽しい
夢ばかり
見ていました。
ある日、
太郎は
山に
行って、
芝を
刈りました。
しかし、すぐに
指をけがしてしまいました。
太郎は
仕事をやめて
木に
寄りかかって
昼寝をしました。
太郎は、
酒を
飲んで
遊んでいる
夢を
見ました。
太郎は
目を
閉じて、
女の
人を
追いかけていました。
女の
人の
帯をつかんだとき、
目が
覚めました。
美しい
娘が
立っていました。
太郎が
持っているのは、
娘の
羽衣でした。
娘は
天女で、
羽衣がないと
天に
帰ることができませんでした。
娘は「
羽衣を
返してくれたら、
何でも願いをかなえます」と
言いました。
太郎は「
あなたの
夫になりたい。
そして、
天に
行きたい」と
言いました。
娘は「
芝を1000
束作って
燃やしなさい。
灰の
中から
生えてきたものに
乗って、
天に
来てください」と
言いました。
太郎は
一生懸命働いて、
芝を999
束作りました。
そして、
火をつけました。
すると、
灰の
中から
大きなワラビが
生えてきて、
太郎を
乗せて
天に
伸び
始めました。
もう少しで
天に
着くところで、ワラビは
伸びるのをやめました。
太郎は
天女を
呼びました。
しかし、
天女は「
約束を
守らなかった
人を
天に
上げることはできません」と
言いました。
ワラビは
どんどん短くなって、
太郎は
落ちていきました。
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