大詰めを
迎えている
来年度・2024
年度予算案の
編成作業で、
政府は
一般会計の
総額を112
兆700
億円程度とする
方向で
最終調整に
入りました。
過去最大だった
今年度の
当初予算は
下回るものの、2
年連続で110
兆円を
超え、
財源を
賄うため35
兆円程度の
国債を
発行する
計画です。
関係者によりますと、政府は来年度予算案の一般会計の総額を112兆700億円程度とする方向で最終調整に入りました。
過去最大だった今年度の当初予算を2兆3000億円余り下回るものの、2年連続で110兆円を超えて過去2番目の規模となります。
高齢化による給付の増加などで社会保障費がふくらむほか、将来の防衛力強化に充てる資金を除いた防衛費も、今年度の当初予算を上回る見込みとなっている一方、物価高騰などに備えた予備費は減額します。
歳入では、税収について、補正予算段階の今年度の見通しとほぼ同額の69兆6100億円程度を見込んでいます。
ただ、税外収入を加えても不足する34兆9500億円程度は新たに国債を発行して賄う計画で、財源の3割以上を国債に頼る厳しい財政状況が続く見通しです。