Actualités japonaises: 山形鶴岡大みそかの土砂災害から1年亡くなった2人を悼む

山形やまがた鶴岡つるおか大おおみそかの土砂どしゃ災害さいがいから1年ねん亡なくなった2人にんを悼いたむ

Dec 31, 2023 12:12

Furigana

2022年ねんの大おおみそか、山形やまがた県けん鶴岡つるおか市しで2人にんが亡なくなった土砂どしゃ災害さいがいから31日にちで1年ねんです。市しの関係かんけい者しゃや住民じゅうみんなどが現場げんばを訪おとずれ、亡なくなった人ひとたちを悼いたみました。

2022年ねん12月つき31日にち、鶴岡つるおか市し西目にしめで発生はっせいした土砂どしゃ災害さいがいでは、住宅じゅうたくなど17棟むねが倒壊とうかいして2人にんが死亡しぼうしました。

発生はっせいから1年ねんとなった31日にち、現場げんばでは鶴岡つるおか市しの皆川みなかわ治おさむ市長しちょうや住民じゅうみんなど合あわせて8人にんが、亡なくなった2人にんが見みつかった場所ばしょに花はなを手向たむけたあと、黙もくとうをささげました。

土砂どしゃ災害さいがいがあった地区ちくの自治じち会長かいちょうの安倍あべ長一ちょういちさんは「この1年ねん、非常ひじょうに早はやかった。災害さいがいを教訓きょうくんに、ささいなことにも目めを向むけながら地域ちいきで防災ぼうさい対策たいさくを考かんがえていきたい」と話はなしていました。

皆川みなかわ市長しちょうは「大おおみそかで平穏へいおんに新年しんねんを迎むかえたい時ときに発生はっせいし、地域ちいきにとって大変たいへんな1年ねんだったと思おもう。土砂どしゃ災害さいがいの対策たいさくを県けんと連携れんけいしながら進すすめていきたい」と話はなしていました。

現場げんば近ちかくでは4世帯せたいに出だされていた避難ひなん指示しじが11月つき28日にちにすべて解除かいじょされましたが、山形やまがた県けんは崩くずれた斜面しゃめんなどを補強ほきょうする工事こうじを続つづけていて、令りょう和わ6年度ねんど中ちゅうに完了かんりょうする見通みとおしです。

県けんによりますと、県内けんないでこの現場げんばと地形ちけいや地質ちしつが似にていて住民じゅうみんに大おおきな被害ひがいが出でるおそれがある区域くいきは671か所かしょに上のぼるということです。

山形やまがた県内けんないでは土砂どしゃ災害さいがいのハザードマップを見直みなおす動うごきも出でてきていて、今後こんごは山間さんかん部ぶなどの住民じゅうみんの適切てきせつな避難ひなんにどのようにつなげていくかが課題かだいとなっています。

山形やまがた鶴岡つるおか大おおみそかの土砂どしゃ災害さいがいから1年ねん亡なくなった2人にんを悼いたむ